予兆を見逃すな!異常検知の最新事例とその技術
概要
本セミナーでは、群馬産業技術センター(GITC)様をお招きし、GITCにおける異常検知の取り組みについてご紹介いただきます。
GITCでは、製品加工に使用される技術の研究に取り組んでおり、MATLAB®ツールを使用してデータを処理および分析し、「教師なし」の手法を用いてリアルタイムの異常検出を行う新しいシステムを作成しました。MATLABを利用しながらどのように開発をすすめていったのかについて、詳しくご説明いただきます。また、MathWorksからは異常検知、予知保全業務に有効な各種機能を、近年強化された新機能等を中心にご紹介します。
参加対象者
- 製造現場で異常検知や予知保全を導入したい方
- データ活用やIoTに興味があるが、何から始めればよいか知りたい方
- 実際の現場事例から具体的なイメージを得たい方
アジェンダ
| 時間 | タイトル |
14:00-14:40 |
「異常検知手法のオフライン検証」と「異常検知アプリのオンライン実装」 中小企業の人手不足軽減を主な対象とした異常検知の取り組みについて紹介します。異常検知手法は教師なし/教師ありデータセットを用いる手法に大別されますが、デジタル化に取り組み始めた中小企業では データの質・量ともに十分ではなく、後者の手法を取ることが困難です。そこで正常データのみを用いる手法に限定し、さまざまなオフラインデータセットに対して複数の教師なし異常検知手法の検証を行いました。また、解析で得られた知見を活用し、オンラインで動作する異常検知アプリを実装しました。 群馬産業技術センター 青栁大志 群馬産業技術センター 新井宏章 |
14:40-15:00 |
ワークフローで見る異常検知の最新機能 本セッションでは、異常検知やその一歩先の故障予測(残寿命予測)を解析ワークフローに沿って、近年強化された新機能を中心に、第一部でも触れた教師なし異常検知の手法やMATLABで開発したアルゴリズムの展開、データの前処理、特徴抽出などに対して、デモや例題を交えて具体的に説明いたします。 MathWorks アプリケーションエンジニアリング部 王暁星 竹本佳充 |
15:00-15:10 |
質疑応答 |